ワインとあなたはどんな関係ですか?
もし、それほどワインとの付き合いがない方は、少しずつ近づいてみてください。
ワイン一つで、あなたの生活シーンに彩を与えるとしたら、付き合わない手はないと思います。
2009年ボジョレーヌーボーの解禁日は11月19日です。
ワインの種類は赤、白、ロゼ、スパークリングの4種類に大別されます。
色や味わいは、製法の違いから生まれます。
簡単に製法をご紹介いたします。
ブドウの果汁を発酵させたアルコール飲料ですが、その製造方法はブドウの皮や実を混ぜたまま果実を発酵させて作ります。白ワインに比べると、タンニンが多く含まれ、渋みがあるのが特徴とされています。冷やすほど渋みが強く感じられるので、常温で飲むのが一般的です。さらに、お肉との相性も良いとされています。
■収穫
・黒ぶどうを使用します。
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■除梗、破砕
・破砕機にかけて枝から実を外します。
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■発酵
・酵母を加えて発酵させ、圧縮して皮と実を取り除きます。
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■圧搾
・ぶどうを、皮、実ごとつぶします。
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■熟成
・樽やタンクで貯蔵し、寝かせます。
無色、もしくは黄色がかった色であり、赤ワイン同様ブドウ果汁を発酵させたアルコール飲料。その製造方法は、ブドウの皮を取り除き、果汁のみを使用している。発酵段階で出る酵母の死骸(オリ)を取り除くのも白ワインならではの工程です。お魚との相性が良いとされています。
■収穫
・白ぶどうを使用します。
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■除梗、破砕
・破砕機にかけて枝から実を外します。
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■圧搾
・圧搾機にかけ、果汁のみを取り出す。
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■発酵
・酵母を加えて、フレッシュさを損なわないように15℃前後で発酵させます。
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■熟成
・樽やタンクで貯蔵し、寝かせます。
バラのようなピンク色をしたワインであり、その製造方法は、黒ブドウを原料にして白ワインと同じ製法で仕込む方法や黒ブドウと白ブドウを混ぜて仕込む方法など様々な手法がある。ロゼはフランス語でバラの意味がある。
■収穫
・黒ぶどうを使用します。
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■除梗、破砕
・破砕機にかけて枝から実を外します。
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■発酵
・酵母中にほどよいピンク色に変色したら圧搾します。
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■圧搾
・ぶどうを皮、実ごとつぶす。
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■熟成
・樽やタンクで貯蔵し、寝かせます。
炭酸ガスが溶け込んだ発砲性のあるワイン。製法は完全に発酵が終わっていない白ワインを瓶詰めにして、瓶の中で再発酵(二次発酵)して炭酸ガスを発生させる。フランスのシャンパーニュ地方で造られたスパークリングワインのみ「シャンパーニュ」と呼ぶ。
■収穫
・白ぶどう、黒ぶどうを使用します。
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■圧搾
・圧搾機にかけ、果汁のみを取り出す。
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■発酵
・果汁をタンクに移し、発酵させます。途中でオリを取り除きます。
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■瓶詰め
・リキュールを加えて瓶詰めし、瓶の内部で再発酵させます。